タイ バンコク

【バンコク巡り】ワットアルンを訪れてタイの文化に触れる

7月 16, 2023

ワットアルン

みなさんはタイのバンコクを訪れたことはありますか?

タイにはたくさんの素晴らしい観光地がありますが、その中でも特に注目すべきは、壮大な仏教寺院「ワットアルン」です。

その独特な建築美と幻想的な風景は、訪れるすべての人々を魅了します。

また、ワットアルンはタイの歴史と文化を深く理解するための重要なスポットでもあります。

今回は、そんなワットアルンの魅力と、その訪れ方について詳しくご紹介します。

さあ、一緒にタイの魅力に触れ、深い旅へと出発しましょう!

ワットアルンとは!?

タイ・バンコクのチャオプラヤー川西岸に立つ仏教寺院、それが「ワットアルン」です。

正式名称を「ワットアルンラチャワララムラチャワラマハウィハン」と言い、その名の通り、夜明け(Arun)の寺院という意味を持ちます。

ワットアルン

バンコクのシンボルとも言えるこの寺院は、特に夜明けや夕暮れ時に美しくライトアップされ、その壮観な姿は観光客を惹きつけます。

ワットアルンの位置とアクセス方法

ワットアルンは、バンコクの中心部からはやや距離があるものの、アクセスは比較的容易です。

公共交通機関を使う場合、まずはBTSサパーンタクシン駅まで行きます。

その後、駅の近くにあるサトン埠頭からチャオプラヤー川を渡るフェリーに乗ります。

ワットアルン

ここからの景色は、バンコクの都会的な風景とワットアルンの荘厳さが対比となり、一見の価値があります。

フェリーの運賃はとても安く、たったの4バーツ。

また、タクシーGrabを利用することも可能で、特に帰り道では便利です。

ワットアルンの歴史と由来

ワットアルンの歴史は古く、タイがまだアユタヤ王朝の時代にさかのぼります。

もともとはチャオプラヤー川東岸にあったが、トンブリ王朝時代の王、タクシンが首都を現在地に移すとともに寺院も移築されました。

そして、ラーマ2世が寺院を大規模に改修し、今のような美しい形となりました。

また、その名前の由来は、王が夜明けに見た寺院の美しさから名付けられたと言われています。

ワットアルンの特徴とその意味

ワットアルンの最大の特徴は、その中心部にそびえ立つプラプラン・プラン(中央塔)です。

ワットアルン

この塔はプラーンクン(仏教の宇宙観)を象徴しており、高さ82メートル、幅234メートルという圧巻の大きさを誇ります。

プラプラン・プランの四隅には、四つのより小さなプラプランが配置されています。

中央のプラプランの表面は、陶器シーシェルで彩られており、それがワットアルンの別の魅力です。

これらの装飾は18世紀から19世紀の中国の陶器で、当時、タイへの貿易船が船荷の代わりに使ったものです。

これらが創り出す独特の色彩と模様が、ワットアルンに魅力的な外観を与えています。

ワットアルンの風景とその美しさ

ワットアルンは、その美しい景色壮大なアーキテクチャーで訪れる者を魅了します。

中央のプラプラン・プランを始めとする塔群は、どの角度から見ても圧巻で、その豪華なディテールは一見の価値があります。

ワットアルンは夜明けの寺院と呼ばれ、朝日が昇ると、その光が寺院全体を照らし出し、神秘的な美しさを放ちます。

また、日没時には、寺院全体がライトアップされ、夜空チャオプラヤー川に映るその姿は、訪れる者を感動させます。

さらに、寺院を囲む緑豊かな庭園や、川岸からのバンコクのスカイラインの眺めも見逃せません。

これら全てが絶妙に組み合わさり、ワットアルンならではの風景を創り出しています。

ワットアルンで見るべきポイント

ワットアルンの魅力は、その壮大なアーキテクチャーにありますが、その中でも特に見どころとなるのがプラプランの塔色鮮やかな陶磁器装飾です。

これらはワットアルンの特異な美しさを形作り、タイ文化の深い理解につながります。

プラプランの塔の見どころ

ワットアルンを代表するプラプランの塔は、その高さと大きさ、そして緻密なディテールが見どころです。

中央のプラプラン・プランは、四隅の小さなプラプランとともに見事なバランスを保ち、空に向かって高く伸びています。

各塔の頂部には、仏教の神々神聖な生き物の像が配置されています。

また、プラプランに登ることができ、その途中からの眺望もまた見逃せません。

急な階段を登りきると、チャオプラヤー川のパノラマが広がり、対岸のバンコクの街並みや遠くの寺院が一望できます。

特に夕暮れ時には、夕日が街を染め上げ、その美しさに感動します。

色鮮やかな陶磁器装飾の魅力

ワットアルンのもう一つの見どころである陶磁器装飾は、塔全体を覆い、独特な色彩とパターンを作り出しています。

これらの装飾は18世紀から19世紀の中国の陶磁器で、その詳細な装飾と鮮やかな色彩は、塔の壮大さを一層引き立てます。

装飾の中には、動物神話の物語など、様々なテーマが表現されています。

これらは細部まで緻密に作られており、その一つ一つが芸術作品のようです。

これらの装飾を間近で見ることで、ワットアルンがただの建築物でなく、豊かな文化と歴史を持つ寺院であることを実感できます。

庭園とその独特な雰囲気

ワットアルンの敷地内に広がる庭園も見逃せないポイントの一つです。

ワットアルン

ここでは緑豊かな植物が生い茂り豊かな自然と心地よい静寂が訪れる人々を迎えます。

また、庭園には仏像石像が点在し、静寂と神聖さが混ざり合った独特な雰囲気を醸し出しています。

これらの彫像や壁画は、仏教の教えやタイの伝統的な信仰を表現しており、それぞれがストーリーを伝えています。

庭園を散策すると、色とりどりの花々が咲き誇り、その香りが静寂な空気に溶け込みます。

これらの花々は、仏教徒が仏像に供えるもので、その存在自体が寺院の生活を象徴しています。

また、庭園にはベンチも設けられているので、静かな時間を過ごすことができます。

ワットアルンのライトアップとその美しさ

ワットアルンの見どころは昼間だけではありません。

夜になると、プラプランの塔や寺院全体が美しくライトアップされ、その姿は昼間とはまた違った幻想的な美しさを放ちます。

特に、プラプランの塔は、その壮大さと色鮮やかな装飾が光で照らし出され、夜の空に映えます。

また、寺院の庭園もライトアップされ、夜の静寂と深い緑のコントラストが美しい風景を作り出します。

庭園を歩きながら、静かな音楽とともにライトアップされた仏像を見ることは、日常の喧騒から離れ、心の平穏を感じる絶好の機会です。

ワットアルンから見る夜景もまた素晴らしく、チャオプラヤー川の水面に反射する灯りや対岸の街の明かりが、一日の疲れを癒してくれます。

この時間は、タイの文化と美しさを満喫できる、旅のハイライトとなるでしょう。

ワットアルンを訪れる際の注意点

ワットアルンを訪れる際には、文化や信仰の尊重、そして寺院訪問の基本的なマナーを念頭に置くことが大切です。

また、快適に観光を楽しむためには、ドレスコードの遵守や、訪問時間のチェックなど、事前の準備も重要となります。

寺院訪問のマナーとドレスコード

ワットアルンは仏教の寺院であり、タイ人にとって重要な信仰の場であることを理解して訪れることが必要です。

そのため、敷地内では静かに振舞い、他の参拝者に配慮することが求められます。

また、仏像壁画などの芸術作品に触れることは避け、それらを尊重する態度を持つことも重要です。

寺院内では適切な服装が求められます。

基本的には、肩や膝が露出しない服装を心掛けましょう。

つまり、半袖よりも長い袖のシャツやブラウス、膝を覆う長さのスカートやパンツが好ましいです。

ワットアルンは観光地でありながらも、信仰の場でもあるため、この点は特に注意が必要です。

また、寺院の敷地内では靴を脱ぐことが多いので、サンダルやスリッパなど、脱ぎ履きしやすい靴を選ぶと良いでしょう。

このように、ワットアルンを訪れる際は、尊敬と敬意を持って、その美しさと静けさを満喫してください。

開門時間と入場料

ワットアルンはバンコクで人気の観光スポットの一つですが、その訪問を計画する際には、開門時間と入場料について事前に調査することをお勧めします。

これにより、計画的な旅行スケジュールを立てることができ、観光の楽しみを最大限に引き出すことができます。

開門時間については、一般的にワットアルンは朝の8:30から夜の17:30まで開放されています。

しかし、時期や特別なイベント等で変動することもあるので、訪問前に公式ウェブサイトや観光案内所で最新の情報を確認するとよいでしょう。

入場料は大人で50バーツ(2023年7月現在)となっています。

子供の場合、年齢により料金が異なる可能性もあるので、具体的な料金についても事前に調べておきましょう。

ワットアルン周辺の観光スポット

ワットアルンはその独特な建築美で知られていますが、その周辺にも見逃せない観光スポットがあります。

チャオプラヤー川を挟んだ向かい側には、見応えのあるワットポーや王宮が立ち並び、一緒に回ると一日があっという間に過ぎてしまいます。

また、ワットアルン近くには、地元の市場や美味しいレストランも豊富にあり、バンコクの生活を感じることができます。

近くの他の観光地

ワットアルンを訪れたら、近くの他の観光地もチェックしてみてください。

まず向かい側にあるワットポーは、バンコク三大寺院の一つで知られる大きな寺院です。

また、ワットポーのすぐ近くには、タイの王宮であるエメラルド寺院もあります。

ワット・プラケオ

ここでは、美しい建築と共に、タイの歴史や文化を感じることができます。

さらに、ワットアルンからフェリーで数分のところには、華やかな中国文化が色濃く残るチャイナタウンが広がっています。

ここでは、美味しい中華料理や、繁華街の賑やかさを楽しむことができます。

さらに、ショッピングがお好きな方は、バンコクの中心部にあるMBKセンターシーロムエリアを訪れるのもおすすめです。

ここでは、都市の喧騒から離れて一息つくことができます。

これらの観光地を組み合わせることで、バンコクの多面性を感じることができます。

ただし、移動時間や混雑を考慮に入れて、効率的な観光プランを立てることをお勧めします。

周辺のおすすめレストランと食文化

ワットアルンを訪れた際には、バンコクの食文化にも触れてみてください。

地元の人々と同じように屋台料理を楽しんだり、チャオプラヤー川を眺めながらの贅沢なディナーを体験したり、バンコクの魅力的な食事は多種多様です。

一度試してみたいのが、バンコクの屋台料理です。

路地裏や大通り沿いに並ぶ屋台では、タイ料理の定番であるパッタイトムヤムクングリーンカレーなどをリーズナブルな価格で楽しむことができます。

さらに、フルーツもタイの魅力の一つです。

マンゴーパイナップルドラゴンフルーツなど、甘いフルーツはバンコクの市場や屋台で手に入れることができます。

市場訪問とショッピングの楽しみ方

バンコクは市場の街としても知られています。

タイの伝統的な製品や、新鮮な食材手作りのアクセサリーなど、市場には色々な商品が溢れています。

ワットアルン周辺の市場では、新鮮なフルーツや野菜、タイの伝統的なスナックを購入することができます。

地元の人々の生活に触れることができ、また、安い価格で美味しい食事を楽しむこともできます。

また、ショッピングが好きな方は、バンコクの中心部にあるMBKセンターやシーロムエリアへ足を伸ばしてみてください。

これらのエリアには、おしゃれなブティックやブランドショップが多く集まっています。

さらに、ショッピングモール内には、タイ料理をはじめとする様々なレストランやカフェがあり、ショッピングの合間に一休みするのにも適しています。

どの市場も、観光客だけでなく地元の人々にも愛されており、バンコクの日常生活を垣間見ることができます。

まとめ

ワットアルンの魅力は、どうでしたか?

この美しい寺院は、その華麗な装飾壮大な風景により、バンコクを訪れる全ての旅行者にとって絶対に見逃せないスポットです。

また、ワットアルンを訪れることで、タイの文化歴史信仰について深く理解することができます。

そして、ショッピング好きの方にとっても、バンコクはパラダイスです。

街中には、様々な商品を取り扱う市場やショッピングモールが点在しており、お土産選びも楽しい時間となることでしょう。

この記事を参考に、バンコクの旅を最大限に楽しんでください。

きっと、あなたにとって忘れられない旅となることでしょう。

ワットアルンという美しい寺院を訪れ、タイの文化と歴史を感じながら、素晴らしい体験をしてみてください。

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