カトマンズ ネパール

【世界遺産】ネパール・スワヤンブナート寺院の見どころを紹介!

8月 24, 2023

スワヤンブナート寺院

スワヤンブナート寺院は、ネパールの首都カトマンズにある古くからの仏教寺院で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

この寺院は「モンキー・テンプル」とも呼ばれ、その名の通り多くのサルが生息しております。

寺院の頂上からはカトマンズ盆地が一望でき、その景色は訪問者を魅了します。

寺院内には多くの仏塔や仏像が点在し、深い歴史と文化を感じることができます。

この記事では、スワヤンブナート寺院の主な見どころや歴史、訪問の際のポイントを紹介します。

ネパール訪問の際は、ぜひこの歴史的な寺院を訪れて、その魅力を体感してください。

スワヤンブナート寺院の歴史

スワヤンブナート寺院は、ネパールの首都カトマンズの西部にそびえ立つ、古くからの仏教の聖地として知られる場所です。

スワヤンブナート寺院

長い年月を経て、さまざまな王朝や文化が寺院に影響を与え、その結果、今日の豊かな文化遺産としての姿を形成しています。

その長い歴史と独特の魅力により、多くの旅行者や巡礼者が訪れるスポットとなっています。

スワヤンブナート寺院とは!?

スワヤンブナート寺院は、カトマンズ盆地を一望できる丘の上に位置しています。

一般的に「モンキー・テンプル(猿の寺院)」とも呼ばれており、その名の通り多くの猿が生息しています。

寺院の中心には大きな白い仏塔がそびえ立ち、その周りには多くの仏像や神殿が点在しています。

この寺院は仏教だけでなく、ヒンドゥー教の信者にも崇拝される場所で、ネパールの宗教的多様性を感じることができます。

世界遺産としての重要性

1989年にユネスコの世界遺産に登録されたスワヤンブナート寺院。

その登録の背景には、寺院が示す文化的、歴史的な価値が評価されたからです。

特に、寺院の建築やアートワークは、ネパールの伝統的な技術や美学を今に伝えるものとして重要視されています。

さらに、仏教とヒンドゥー教の融合した独特の信仰の形がここにあり、その宗教的な価値も高く評価されています。

訪問者は、ただの観光地としてだけでなく、人類共通の文化遺産としてこの寺院を楽しむことができます。

「モンキー・テンプル」の魅力

スワヤンブナート寺院、一般的に「モンキー・テンプル」として知られているこの場所は、独特の魅力を持つ観光地です。

その名の通り、寺院の敷地内には無数のサルが自由に暮らしており、その姿が訪問者たちの目を楽しませています。

しかし、サルだけが魅力ではありません。

古代からの聖地としての厳かな雰囲気や、壮大なカトマンズ盆地の景観も見逃せません。

サルたちが日常の中で自然体で過ごす姿は、自然と歴史の共生を感じる絶好の機会となります。

サルたちの生態と特徴

スワヤンブナート寺院に生息するサルたちは、活発で好奇心旺盛。

彼らの日常は、寺院の周囲でのんびり過ごしたり、訪問者たちとの交流を楽しんだりと多彩です。

彼らは非常に順応性が高く、人々の生活の中に溶け込んでいます。

寺院の境内では、彼らが祈祷や儀式の様子をじっと見つめる姿もかわいいので注目です。

サルを楽しむための注意点

モンキー・テンプルでのサルたちとの交流は、楽しいものになること間違いなし。

しかし、彼らは野生の動物であり、予期せぬ行動をすることも。

食べ物を持って寺院に訪れる際は、サルたちに奪われないように注意が必要です。

また、サルに近づきすぎると威嚇されることもあるので、適切な距離を保ちながら観察しましょう。

触ろうとする行為や、食べ物を与えることは避けるよう心がけると、安全にモンキー・テンプルを楽しむことができます。

ビューポイントの紹介

スワヤンブナート寺院はただの宗教的な場所だけではありません。

スワヤンブナート寺院

その頂上に立つと、驚くべき美しいカトマンズ盆地のパノラマが広がっています。

この寺院は、その位置によりカトマンズの最も素晴らしいビューポイントの一つとして知られています。

眼下に広がる歴史的な町並み、遠くに見える山々のシルエット、その光景は、訪問者の心を魅了します。

このビューポイントからの景色は、ネパールの首都の魅力を最も象徴する瞬間と言えるでしょう。

カトマンズ盆地の景色

カトマンズ盆地は、緑豊かな丘と歴史的な建築物が広がっています。

約400段の階段を登りおえた後の盆地は、多くの古代の寺院や宮殿、伝統的な家々が点在し、その美しい景色は訪問者を魅了します。

スワヤンブナート寺院

特に、スワヤンブナート寺院からの眺めは絶景と言えるでしょう。

古代の建物の上に静かにたたずむ白いストゥーパ、金色の屋根、そして飛び交う鳥たち。これらが組み合わさった景色は、まるで絵画のようです。

ベストな訪問時間と季節

スワヤンブナート寺院を訪れる最良の時間は、夕暮れ時や早朝。

この時間帯には、柔らかな光がカトマンズ盆地を美しく照らし出し、特に夕日は感動的なものとなります。

季節に関しては、春と秋が特におすすめ。

これらの季節は気温が穏やかで、澄んだ空気の中で盆地の美しい景色を楽しむことができます。

雨季を避けると、よりクリアな眺めを得ることができるでしょう。

ちなみに私が訪れたのは雨季でした( ; ; )

訪問の際の注意点とアドバイス

スワヤンブナート寺院はネパールの名高い観光地であり、多くの旅行者が訪れます。

そのため、事前の準備と注意点を抑えておくことで、より快適に、そして意義深く寺院を楽しむことができます。

特に、文化的背景や宗教的意味を理解して訪れると、その場所の価値を深く感じられるでしょう。

また、現地のルールやマナーに敬意を払い、適切な服装や行動を心がけることが大切です。

アクセス方法と駐車情報

スワヤンブナート寺院へのアクセスは、カトマンズの中心部からタクシーやバスを利用して簡単に行くことができます。

特にタクシーは比較的安価で便利ですが、料金を事前に交渉することをおすすめします。

入場料と開放時間

スワヤンブナート寺院の入場料は、大人・子供ともに変動することがありますので、公式サイトや情報センターで最新の情報を確認することをおすすめします。

チケットの購入場所は少しややこしく、階段を登った頂上付近でチケット売り場があります。

料金は、2023年8月現在では、200ネパールルピー(200円強)でした。

スワヤンブナート寺院

開放時間は太陽の出ている間、大体の場合、日の出から日の入りまでとなっておりますが、特別な儀式やイベントがある日は変更されることも。

訪問の前に、その日のスケジュールやイベント情報をチェックすると良いでしょう。

まとめ

スワヤンブナート寺院は、その壮大な歴史や「モンキー・テンプル」としての個性、絶景のビューポイントから、世界中の旅行者を引きつけるネパールの名所となっています。

寺院の背後には深い歴史が刻まれ、世界遺産としての価値は計り知れません。

ビューポイントからは、カトマンズ盆地の絶景を一望でき、訪問する時間や季節によって異なる風景の美しさを楽しむことができます。

この記事を通じて、寺院の深い魅力や訪問の際のポイントをお伝えできたら幸いです。

もくじ

-カトマンズ, ネパール