みなさんは、ラオスの鉄道についてどのくらいご存知ですか?
この記事では、ラオスの鉄道の乗り方やチケットの購入方法について詳しく解説します。
ラオスは近年、鉄道網の発展に注力しており、観光地間の移動にも便利に使えます。
しかし、初めて乗る方にとっては情報が少なく、少し戸惑うこともあるでしょう。
そこでこの記事では、鉄道の概要から始め、どのように乗り降りすれば良いのか、チケットはどこでどのように買えばいいのかなど、初めての方でもスムーズに利用できるように、具体的なステップと注意点を紹介しています。
もくじ
ラオスの鉄道とは!?
この美しい東南アジアの国には、観光客が地元の風景と文化を楽しみながら、都市から都市へと移動できる鉄道ネットワークがあります。
最近では、近代化の一環として鉄道の改善と拡張が行われ、より多くの場所にアクセスできるようになっています。
ラオスの鉄道を利用すれば、豊かな自然と素晴らしい文化遺産に触れることができます。
このセクションでは、ラオスの鉄道の全体像を簡単に紹介します。
ラオスの鉄道ネットワークの概要
ラオスの鉄道ネットワークは、比較的新しく、それほど広範囲にわたってはいません。
しかし、その規模は次第に拡大しています。
現在の主要な路線は、首都ビエンチャンと、最も人口の多い都市パークセーを結んでいます。
また、新しい国際路線として、ラオスと中国を結ぶラオス・チャイナ鉄道が開通しました。
この路線は、ビエンチャンから中国の雲南省昆明市までを結ぶもので、ラオス国内を通過する間にいくつかの主要な停車駅が設けられています。
鉄道は、ラオスの観光地や文化的な名所へのアクセスを容易にし、旅行者にとって有用な移動手段となっています。
ラオスの鉄道ネットワークを理解することで、より効率的な旅行計画を立てることが可能になります。
主要な鉄道路線と停車駅
ラオスの主要な鉄道路線は、首都ビエンチャンとパークセーを結んでいます。
しかし、最も注目すべきは新たに開通した「ラオス・チャイナ鉄道」です。
この路線は、ラオスのビエンチャンから中国の昆明までを結んでいます。
ビエンチャン駅から出発し、最初の主要な停車駅はヴァンヴィエンです。
ここは、美しい自然とアウトドアアクティビティで知られています。
特に、ラオスの風景を楽しむためのホットエアバルーンが人気です。
次に、到着する主要な駅は、ルアンパバーンです。
この都市は、ユネスコの世界遺産に指定されており、仏教寺院やフランス植民地時代の建築物で知られています。
最後に、中国の国境に近いボーケオに到着します。
ボーケオから列車は中国に入り、最終的に昆明に到着します。
これらの停車駅は、それぞれ独特の風情があり、観光スポットも豊富です。
鉄道を利用することで、ラオスの多様性と魅力を一度に体験することができます。
ラオスの鉄道の乗り方
ラオスの鉄道は便利な移動手段で、その乗り方は意外とシンプルです。
駅でのチケットの購入から、乗り降りの流れ、座席の選び方まで、知っておくと安心できるポイントがあります。
地元の人々と一緒に旅を楽しむためのマナーや注意点にも触れていきましょう。
駅での乗り降りの流れ
ラオスの鉄道駅での乗り降りの流れは他の国と大差ありません。
まず、チケットを購入したら、指定された待合カウンターに向かいます。
発車時間の少し前には待合カウンターにいるようにしましょう。
カウンターの上に各列車の行き先と発車時間が表示されています。
列車が到着する数分前に、アナウンスがあり入場します。
そこから案内があるので、案内に沿って、自分の車両を探し、指定された座席に座ります。
なお、乗車券は降車まで大切に保管し、スタッフが確認する場合があるのでご注意ください。
時刻表の見方と予約方法
ラオスの鉄道の時刻表は、主に駅で確認することができます。
ウェブサイトからも確認できるみたいですが、正直よくわかりませんでした。
ですので、早めに行って駅で確認することがおすすめです。
時刻表は、各列車の行き先、発車時間、所要時間が一覧になっています。
なお表記は、中国語、ラーオ語、英語です。
また、特定の列車が停車する駅の情報も併記されているため、乗り換えの計画を立てる際にも便利です。
予約方法については、窓口で直接購入する他に、ビエンチャンセンターや公式ウェブサイト、アプリでの予約が可能です。
ただしビエンチャンセンターでは、現金とVISAは使えず、指定のカードが必要です。(中国系のやつ)
私は、駅で購入したのですが、最近アプリが出たみたいです。
このQRコードを駅の自動券売機で読み込むことで、チケットを発券することができます。
ただし、混雑する時期や人気のルートでは、早めに予約をすることをおすすめします。
また、ウェブサイトでの予約ができない地方の路線については、旅行日の数日前に駅の窓口で購入するのが一般的です。
チケットの購入方法
ラオスの鉄道チケットの購入方法は、現地の駅で直接購入する方法と、インターネットを通じて事前に予約する方法の2つが主流となっています。
どちらを選ぶかは、あなたのスケジュールや旅行計画による部分も大きいです。
このセクションでは、駅でのチケット購入方法に焦点を当て、その手順と注意点について詳しく解説します。
オンラインはややこしいので、おすすめはしません。
駅でのチケット購入方法
ラオスの鉄道駅でチケットを購入する場合、まずはチケットカウンターに向かいましょう。
チケットカウンターの営業時間は駅によって異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
予定の列車の発車時間よりも十分に早く駅に到着することをおすすめします。
チケットカウンターでは、目的地と乗車予定の日時を伝え、席を選びます。
そして、指定された料金を支払い、チケットを受け取ります。
しかし、ここで注意したいのが、チケットカウンターがいつでも開いているわけではない点です。
特に早朝や日中、深夜、あるいは利用者の少ない地方の駅では、カウンターの営業時間が限られていることがあります。
そのため、列車の発車時間に合わせてカウンターが開いていることを確認し、余裕を持ってチケットを購入しましょう。
乗り心地と車内設備
ラオスの鉄道は、その運行状況や車両により乗り心地が異なります。
ラオスの鉄道は新興国の交通手段であるため、一部設備に関しては限定的なものもあります。
例えば、Wi-Fiの提供はなく、食事は売り子が車内で販売しています。
また、トイレは車両ごとに設けられていますが、清潔さは一定ではありません。
これらを踏まえた上で、旅の準備をすると良いでしょう。
座席の種類と選び方
ラオスの鉄道では、基本的に座席は選ぶことができません。
しかし、あらかじめ自分の希望を伝えておけば、可能な限り配慮してくれることもあります。
たとえば、窓側を希望する、通路側を希望するといった要望は、チケットを購入する際に伝えてみましょう。
列車では、1等級と2等級の2種類の座席があります。
普通座席はシンプルな座席で、価格も手頃です。
私はビエンチャンからルアンパパーンまで2000円くらいでいけました。
また、車内には食事を売り歩く売り子がいて、小腹が空いた時に購入することができます。
ただし、メニューは限られていますので、好き嫌いが多い方や特定の食事制限がある方は、自分で飲食物を持ち込むことをおすすめします。
まとめ
ラオス鉄道の利用は、現地の風景を楽しみながら移動する素晴らしい方法です。
以下に重要なポイントをまとめてみました。
- ラオスの鉄道は、国内の主要都市を結ぶ便利な交通手段で、特に新たに開通したラオス中国鉄道などが注目されています。
- 乗り降りの流れや時刻表の確認は駅やインターネットで可能。
特に時刻表は事前にチェックしておくことをお勧めします。 - チケットの購入は、駅で直接買うことがおすすめです。
駅での販売は限られた時間帯で、事前予約は英語対応のサイトで可能です。 - 座席の種類には様々なものがあり、座席の選び方や設備についても理解しておくと便利です。
Wi-Fiはないのでデータプランを用意する、食事は車内販売があるなどの情報を把握しましょう。 - 乗車中は風景を楽しむだけでなく、車内の設備やサービスを利用して快適な旅を心掛けてください。
このように、ラオスの鉄道は、移動時間を有効に使いながら、現地の生活を垣間見る素晴らしい機会を提供してくれます。
ぜひこの記事を参考に、ラオスの鉄道を存分に楽しんでください。
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