インドネシア ジャカルタ

【最大級聖地】イスティクラル大モスクの美しさに魅了される旅

6月 21, 2023

イスティクラル大モスク

みなさんは、世界最大級のモスクを訪れたことはありますか?

ジャカルタにあるイスティクラル大モスクは、世界でも有数の大きさを誇るイスラム教の聖地で、その壮大な建築美静寂な雰囲気に訪れる者を魅了します。

しかし、その美しさを実際に体験するためには、いくつかの注意点があります。

観光客にとっては馴染みのない習慣や服装など、異文化を尊重しつつ訪れるためのポイントをしっかり押さえて、心地よい訪問を果たすことが大切です。

この記事では、その美しさに溢れ、多くの人々に訪れる価値があると言われているイスティクラル大モスクの魅力と、訪問の際のポイントを詳しく紹介します。

イスティクラル大モスクとは?

イスティクラル大モスクは、インドネシアの首都ジャカルタに位置する世界最大級のモスクです。

イスティクラル大モスク

その名は「独立」を意味し、インドネシアの独立を称えて名付けられました。壮大な建築は、伝統とイスラム教の教義が融合したデザインで、20万人以上を収容可能です。

この場所は信仰の象徴と共に、インドネシアの文化と歴史の理解を深める場所でもあります。

イスティクラル大モスクの歴史

イスティクラル大モスクは、インドネシアがオランダから独立を宣言した後の1951年に建設が始まり、1978年に完成しました。

インドネシア語で「独立」を意味する「イスティクラル」の名前は、インドネシアの独立を祝し、その団結と自由を象徴しています。これらの象徴的な要素と壮大な建築は、訪れる者すべてを圧倒し、その歴史と宗教への敬意を感じさせます。

多くの宗教儀式や国家行事が行われ、また一般の観光客にも開放されており、インドネシアの伝統と信仰を体験することができます。

モスクの規模と設計

イスティクラル大モスクは、その規模と設計で知られています。

インドネシア最大で世界でも最大級のモスクとして、一度に200,000人以上の信者を収容することができます。7ヘクタールの敷地に広がるこの大モスクは、圧倒的な存在感を放っています。

モスクの中心にそびえ立つメインのドームは高さ66.66メートル、直径45メートルあり、その規模だけでなく数値にも意味が込められています。これらの数値は、イスラム教の聖典クルアーンの66冊66章を象徴しています。

また、建物の設計はイスラム教の五行を象徴する5つの階層のミナレットで特徴づけられています。

大モスクの設計者はインドネシアの建築家フレディシルワンで、彼の設計はイスラム教の美学とインドネシアの伝統的な建築様式を巧みに組み合わせています。白い大理石とステンレス鋼を主体としたモダンな外観は、イスラム教の伝統的な装飾と調和しています。

内部もまた、その規模と美しさで訪れる人々を圧倒します。大理石の床、美しく装飾された祈りの壁、アラビア語の金色の書の装飾など、ディテールまでこだわり抜かれています。

イスティクラル大モスク

また、モスクの広大な庭園には多くの噴水と広々とした緑のエリアがあり、信者や観光客が静寂と平和を楽しむことができます。

このように、イスティクラル大モスクはその壮大な規模と緻密な設計で、訪れるすべての人々に深い印象を与えます。

イスティクラル大モスクの特徴

イスティクラル大モスクは、その壮麗さと広大な規模で知られる、インドネシアのジャカルタにある最大のモスクです。

白い大理石で覆われた美しい外観は、一見の価値があります。

モスクは、キューピット(ドーム)が独特な形状の7つの大理石のミナレット(塔)を持つ、シンメトリーな設計が特徴的です。

広々とした内部には、多くの信者が集まる大広間があります。壮大なサイズにも関わらず、内部は落ち着いた雰囲気が漂っています。

特徴的な建築様式とデザイン

イスティクラル大モスクは、現代的な設計と伝統的なイスラムの要素を組み合わせたユニークな建築様式で知られています。

主ドームの下にある大きな祈りのホールは、その広さと美しさで訪れる者を圧倒します。また、ミナレットはインドネシアの自由と独立を象徴しています。

モスク内部の探訪

モスク内部に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは、大理石の床と壮大なドームが映える開放的な空間です。

ここでの祈りの時間は、訪れる者に深い安らぎと静けさを与えます。

モスクの内部には、壮大な絨毯、巧みに装飾されたミナバーやミフラーブ(礼拝の方向を示す壁のくぼみ)があり、その美しさと細やかさに心を奪われるでしょう。

現地体験レポート

イスティクラル大モスクは、その巨大さと美しさに訪問者を圧倒します。

建物に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは、広大な空間と、キラキラと輝く美しい装飾です。

モスクは、非常に独特で荘厳な雰囲気を持っています。

ここでは、ムスリムの生活と信仰が、あなたを取り巻く美しさと一体化し、独特な感覚を呼び起こします。

モスクへの訪問体験

モスクへの訪問は、特別なガイドさんのおかげで、非常に有益で心地よいものになります。

彼らは、モスクの歴史と建築について非常に詳しく、英語で丁寧に説明をしてくれます。

解説は英語ですが、そのにこやかな笑顔と親切な態度によって、言葉の壁を感じさせない雰囲気がありました。

モスクの各部分を巡りながら、ガイドさんからその意味や背景を学ぶことは、その場所をより深く理解するための大切な機会でした。

イスラム教徒との交流

モスク内部の広い裏庭では、地元のコミュニティによる様々な活動が行われています。

イスティクラル大モスク

これは、一種の学校のようなもので、子供たちはここでコーランを学び、大人たちは議論を交わす場所です。

これらのアクティビティは、訪問者にとって、地元の人々との交流の機会を提供し、またイスラム教の実践を直接見ることができます。

これらの体験は、イスティクラル大モスクが単なる観光地ではなく、実際のコミュニティの中心であり、生活の一部であることを示しています。

訪問の際の注意点とマナー

イスティクラル大モスクを訪れる際は、その場所の重要性と敬意を表すために特定のドレスコードとマナーを守ることが求められます。

ここはただの観光地ではなく、多くのムスリムにとって重要な宗教的場所であり、それゆえに訪問者は適切な態度と行動を心掛けるべきです。

訪問時のドレスコード

大モスクへの訪問者は特に、女性は注意が必要です。

体を適切に覆う衣服を着ることが求められます。

つまり、肌の露出を最小限に抑えるため、長袖のシャツや長いスカートまたはパンツを着用する必要があります。また、頭を覆うヘッドスカーフの着用も必要です。

心配することはありません、大モスクには訪問者のための無料のローブとヘッドスカーフが用意されています。これにより、すべての人々が敬意を持って訪れることができます。

マナーとエチケット

モスク内での写真撮影は許可されていますが、その際にも敬意を忘れてはなりません。

特に、礼拝中の人々に対して無闇矢鱈にカメラを向けるのは避けるべきです。

また、モスク内での騒がしい行動や、他の訪問者や礼拝者の邪魔になるような行動も避けるべきです。常にこの場所の神聖さと他の人々への尊重を心に留めておくことが重要です。

料金・チップ制度

イスティクラル大モスクは一般的に無料で公開されていますが、観光客が訪れた際には、親切にモスクを案内してくれるガイドさんたちに対してチップを渡すことが一般的です。

これは日本の文化とは異なりますが、インドネシアではガイドさんたちが提供するサービスに対する感謝の気持ちを表すための習慣です。

チップの相場はおおよそ10000ルピア約100円)です。

これはあくまで目安であり、ガイドさんのサービスが良ければより多くのチップを渡しても構いません。

逆に、もしサービスが思うようになかった場合や、個人的な経済状況によりチップを渡すことが難しい場合には、無理に渡さなくても大丈夫です。

ただし、無理にチップを渡さない選択をする際には、感謝の意をきちんと伝えるように心掛けましょう。

また、チップは訪問の最後、ガイドさんと別れる際に渡すのが一般的です。一般的には、渡すタイミングはガイドさんとの会話が終わった後、またはモスクを出る直前です。

あまりにも早くチップを渡すと、ガイドさんがそれ以上のサービスを提供することに対するモチベーションを失う可能性もありますので、タイミングには気をつけましょう。

アクセス方法と訪問時間

ジャカルタのイスティクラル大モスクへの訪問は、その規模と美しさからも都市の観光ハイライトの一つです。

市内からのアクセスは容易で、特定の時間に訪れることで混雑を避けることが可能です。

市内からのアクセス方法

ジャカルタ市内からイスティクラル大モスクへのアクセス方法として、特におすすめなのがGrabバイクです。

Grabは東南アジアで広く使われているライドシェアサービスで、Grabバイクはその中でもバイクタクシーのサービスです。

Grabバイクのメリットは数多くあります。まず一つに、ジャカルタの交通渋滞をうまく回避することができる点が挙げられます。二輪車は車よりも小回りが利き、細い道も通れますから、混雑したジャカルタの街を効率良く移動することが可能です。

また、Grabバイクはコストパフォーマンスに優れています。タクシーに比べて料金が格段に安いため、予算を気にせず移動することが可能です。特に大人数での移動ではない場合、Grabバイクは非常に便利な選択肢となるでしょう。

Grabバイクの利用方法も非常にシンプルです。スマートフォンのアプリから目的地を入力し、適切な移動手段を選択するだけで利用することができます。英語対応のアプリもあり、日本からの観光客でも問題なく利用することが可能です。

モスクの営業時間と混雑状況

イスティクラル大モスクは一日中開放されていますが、礼拝時間や宗教的な行事が行われている場合、一般の訪問者の入場が制限されることがあります。

また、金曜日の正午近くは特に混雑する時間帯なので、その時間を避けることをおすすめします。早朝や午後遅くに訪れると、比較的静かで落ち着いた雰囲気を味わうことができます。

これらの時間帯は、モスクの美しい建築やその雰囲気をじっくりと堪能するのに最適な時間です。

まとめ

イスティクラル大モスクはいかがでしたか?

ジャカルタを訪れる旅行者にとって、この大モスクは絶対に見逃せないスポットの一つでしょう。

その壮大さ、歴史、文化的重要性が見事に組み合わさったこのモスクは、都市のスカイラインを彩る印象的な特徴となっています。

大モスクの歴史は独立の象徴として、またイスラム教徒たちの集う場所として、インドネシアの社会に深く根付いています。その大規模な構造と緻密な設計は、訪れる全ての人々を驚かせます。

イスティクラル大モスクの美しさと魅力は、一見の価値があります。

しかし、その美しさと魅力を十分に理解し、尊重するためには、訪問前に適切なマナーやエチケットを理解することが大切です。特に女性は、宗教的な規定により、肌の露出を最小限にする必要があります。

また、市内からのアクセスは容易で、早朝や午後遅くに訪れることで、比較的静かで落ち着いた雰囲気を味わうことができます。

これら全てを総合すると、イスティクラル大モスクは、その文化的な重要性、規模の大きさ、そしてその美しさから、ジャカルタ訪問の際には必ず訪れるべき場所であることが明確です。

是非ともこの素晴らしい場所を訪れ、その全てを自身の目で確かめてみてください。

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